ゆいの里ほっとすっぺホームページ
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ご挨拶・ゆいの里からのメッセージ(トップページメッセージ)
長い暑い夏でした。
那須塩原はすっかり秋の気配。皆さま、いかがお過ごしですか。
もうすぐ、北風小僧の那須おろしが吹きはじめます。

去年の冬は暖かい冬でした。
103歳、明治37年この町生まれのおばあちゃん。耳が遠いので大きな声で言いました。

「はぁ、おらは生まれて初めてだ、雪さ降んねぇ冬なんて、」
「こりゃはぁ、あとで田んぼがどうなっつことかぁ、しんぺぇだぁ」
「昔は、こんくらい(30〜50cm)積もって、子どもらおんぶって、学校さ連れてったもんだ」


地球が変化しています。
かけがえのない地球を守るときが来ているように、世の中も変化しています。
地球上ではじめて体験する超高齢社会を歩み始めたこの国で、認知症はじめ様々な障がいを持った方が、そのひとらしく尊厳をもって生活できる地域社会をみんなで理解しながら、つくり、育てていく時が来ていることを感じています。

地域福祉を生み出し、創り出していくのは、そこに暮らす人たちのちからです。


3月3日はゆいの里の誕生日。平成8年3月3日にゆいの里は生まれました。
応援してくださる地域の皆様、ゆいの里の賛助会員さん、ボランティアのみなさん、いつも元気をいただく利用者さんとその家族に支えられ、ここまで来ることができました。
ありがとうございます。

活動12年目をむかえ、
「デイホームホットスペースゆい(小規模通所介護)」
「ヘルパーステーションあったかいごや(訪問介護)」
「在宅介護支援サービスゆいの里(居宅介護支援)」
「街中サロンなじみ庵」(街の中の支えあい、地域交流の場)
「ゆいの里自主事業」(助け合い・福祉有償移送サービス等)

これまで、これらのゆいの里の活動を維持することができたのは、地域の応援に支えられ、裏方を支える役員と実践するスタッフの努力の基を集めて、協力して今日まで歩んでくることができたからと考えます。

ゆいのなかまたちは、これからもこの町にあって、必要とされる支援や支えあいの活動に努力していく所存です。今後とも、ご支援ご協力のほど、よろしくお願い致します。
<**特定非営利活動法人ゆいの里 理事・職員一同**>

ゆいの里の合言葉は「ほっとすっぺ!」
認知症になっても、安心して 暮らせる 歩ける まちは、 誰もが安心できるまち
明日はわが身 支えあえるまちづくり そんなまちに暮らしたい!
ほっとすっぺホームページに関するお問い合わせも npo-yui@yuinosato.gr.jp までどうぞ。