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ご挨拶・ゆいの里からのメッセージ(トップページメッセージ)

梅は咲いたか、桜はまだかいな〜、春の嵐が通り過ぎていきました。

昨年3.11の東日本大震災後も、街中サロンなじみ庵は地域の居場所として毎日お店を開けました。お茶を飲んでおしゃべりしたり、食事も提供して、余震が不安な地域で暮らす人たちや福島から避難して来た方々の居場所になりました。県内外から集まった支援物資の集積所になり、ここから被災地に物資を運んで行きました。

あれから1年余が過ぎました。 昨年、支援物資を手渡しした被災地の方から、メールが届きました。「あの心あたたまる出会いから、早いもので1年になりました。でもまだまだこれからです。頑張っていきます。」これまでも、充分に辛い悲しい不便な日々を諦めることなく、頑張りすぎるほどがんばってきたのに、まだまだこれから、頑張っていきますって、いったい、どこまで頑張ったらいいのでしょう。忘れないで、被災地のこと。わたしたちに、今、できることを。

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平成24年度が「診療報酬・介護報酬のW改訂」「介護保険制度の改正」と共にスタートしました。ゆいの里の通所介護「デイホームホットスペースゆい」は、利用者と家族の毎日の在宅介護を支えつつ、利用料負担の軽減を図るために、滞在時間7時間30分越えを7時間未満にするという道を選択しました。ほんに小さな家だけど、認知症になっても安心してこのまちで暮らしていくために、今、私たちにできること。

開庵7年目を迎えた「街中サロンなじみ庵」は、那須塩原市街中サロン事業の補助金交付を受け活動してきました。開庵5年目の3割カットに続き、今年度は市の補助金見直しにより、前年度の半分という報告を受けました。理事会の開催、なじみ庵会員アンケート調査、「なじみ庵の集い」開催、市担当者との話し合いを重ねた結果、平成24年度は4月から9月まで半期分の事業計画で補助金交付申請を行うことと決定しました。

2年後には補助金無しの自立した運営が求められていますが、現状の事業内容のままでは困難です。残念ですが、弱小NPO法人にできることには限界があり、なじみ庵の全ての活動費の捻出は不可能です。

これまでのなじみ庵の軌跡を振り返ると、多くの皆さまのご協力で活動が継続されてきたことに感謝です。先行き不透明ななじみ庵ですが、これまで以上に皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

「なじみ庵 転ばぬ先の知恵教室」のヒトコマ
「なじみ庵 転ばぬ先の知恵教室」のヒトコマ
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